マンチズ インド旅 ダラムシャラー
2017-5-3
インド行きが決まる随分前から気になっていたチベットのその後。
1949年から中国に侵略されてしまい、大量殺戮されているチベット人達。
1959年にはチベットの法王ダライ・ラマ14世がインドのダラムシャラー
という小さな村に亡命。その後沢山のチベット人達を受け入れて
いるインドは素晴らしい国だと思っていました。
そのダラムシャラーに行ってみたい という思いが叶う日がとうとうやっくる。
本当にうれしい。
ダライ・ラマ法王にお逢いできたら嬉しい。
運が良ければ法王の法話が聞ける機会があるかもしれない。
外国人ツーリストもパスポートを見せて受付すれば法話に参加が出来るとの事。
マンチ店主の体調も、随分回復してきた事だし
そろそろ移動するとしようか。
ダラムシャラーへ行くには、まずは列車の旅。
バラナシからパタンコートという街まで行く。そこからはバス。
この列車のチケットを取ろうとしたタイミングが悪かったのか
どの列車も既に満席。ちょうどインドも暑くなり始めてきた時期。
ダラムシャラは標高も高いのでインド人やツーリスト達の
避暑地としても人気の街なのだ。
もうかなりバラナシの気温も上がり始めて、私達もしんどくなってきた。
早く涼しいダラムシャラーへ移動したい。
最短で2日後のチケットがやっと取れた。
すごーくお世話になったし一緒に居て楽しかったみつるちゃんとお別れ。
本当にみつるちゃんがいてくれて、私達どれだけ助かったか。。
本当にありがとうね。感謝してるよー。
いざダラムシャラーへ!
で、この列車がなんだか10時間以上遅れる。
もう馴れたけどね。インドは何をしようとしても
予定通りに物事は進まない。
もう受け入れるしかない。
まずは駅のホームで5時間ほど待ちぼうけ。
ホームには私達以外はオールインド人。だから目立つのか
気づけば好奇心旺盛なインド人に囲まれ質問責め。(笑)
ある大家族には、この末の子を日本に一緒に連れて行ってくれないかと。
(結構本気モード)
断るのにだいぶ時間かかった。
インド人によく聞かれる質問
その1 結婚してるのか
その2 仕事は何か
その3 飛行機代は幾らかかったか
この3つは何度聞かれたかわからない。
これが面倒臭いという意見は多いけれど
私は またきたね! ぷぷ と吹き出す位に楽しく受け入れられた。
いろんなインド人達との交流ありで愉しい時間も過ごしたが
やっぱりホームで五時間しんどいね。
食べる物だってないし。
(駅によってはプーリーとかチャイを売りに
来てくれるけど、ここには来なかった。)
でも、この交流が本当に大事だった、と後々気付く。
インドの列車状況って本当に解りづらい。
日本のように、どの列車がどれだけ遅れてどうゆう状況なのか
のインフォメーションがほとんど無い。
あってもヒンディー語だし気をつけていてもわからんよ。
だから、マンチ店主の隣に座って自分の仕事の話や
親が決める結婚についての話や、ビリヤニがどうとか、
私が読んでいた小説の内容を聞かせろ、とか
そんな話を小一時間ほどしていった
駅の清掃員の兄ちゃんがわざわざ戻ってきて
『ヒロの乗りたいパタンコート行きの列車は到着ホームが
変更になったから、隣の14番ホームに移動だよ。』
なんて教えてくれたりする。

そんなこんなでやっと乗り込んだ列車。
お腹はグーグーだし。眠いし。
長時間待っていたホームは超暑かったからエアコン付きの
チケットとっておいて良かった。涼しい。
列車移動が15時間程の予定だったけど結局20時間以上かかり
パタンコート到着予定は朝の8時だったのが夕方の18時到着。
この到着も、凄くわかりにくい。
停車駅についても車内放送などはまず無し。
窓から駅ホームの看板とか見てもヒンディーしか見えない。
(たまに英語標記も見えるから、それを見逃さないようにする。)
今現在の運行がどれだけ遅れてるのかも全くわからん。
でも列車に乗ってからも周りのインド人達が
本当に親切に教えてくれる。
後から知ったのは、インターネットの鉄道サイトがあり
運行状態がライブでわかるらしい。インド人は携帯で常時チェックしてるんだね。
次のインド行きはこのサイトを活用するとしよう。
パタンコートに着いた時も、私達は気づかなくてぼんやりしてたら
『パタンコートついたよ!』
とお喋りした記憶の無いインド人達が教えてくれた。
なんで私達がパタンコートに行く事知ってるのよ?!
と笑っちゃったけど、多分ジャパニの会話に聞き耳たてていたんだね。
ありがとう。助かります。
パタンコートのホームに着いて、
『さて、どうするか。。。。』
ここから目的地ダラムシャラーまではバスで約3時間。
本当は朝の8時にこの駅に着いていたはずなんだけど
もう夕方だし、そもそもバスはまだあるのか?
そんな事を話していたら少し離れた所に、にっこり笑顔君を発見。
彼に相談してみよう。この彼がこのインド旅での一番イケメン君。
ダラムシャラー行きたいんだけどもう夕方だし、
今日はこのパタンコートに泊まって明日の朝バスで移動したほうが
いいのかなーとか思ってるんだけどさ。
安くて良い宿この辺にある?
いやー、パタンコートはノーグット。泊まるには善い町ではないから
早く移動したほうがグッドだよ。
バスはまだあるから大丈夫。バススタンドまでは
歩きは遠いからリクシャーで行くんだよ。
実は私達2人とも英語が全然苦手なんだけど、
身振り手振りとカタコト単語でこのやりとり。
意外と通じ逢えちゃうね。。。。面白い。
バススタンドまでのリクシャー価格まで教えてくれた。
これを知ってると交渉しやすいから助かるのよねー。
優しい彼らとさよならして、リクシャーでバススタンドに向かう。
凄いスピードで走るリクシャーからみたパタンコート
今まで滞在してたデリーやバラナシは都会だったから
初めて肌で感じるローカルインドがたまらんね。
写真撮ればよかった。。。。
バススタンドに着いたら、カウンターで聞いてみる。
ダラムシャラー行きのバス、ある?
あるけど夜の9時30分だからあと3時間半ね。
がびーん
また待つのか。
しかもこんな所で。
(駅のホームだとベンチがあったり売店あったり明るいし。
ここは何もなく既に暗くなりかけ。多分もうすぐ真っ暗)
でも仕方ない。
ここインドだし。
こうゆうのはもう、受け入れるしかない。
そんな私達2人に声かけてくる怪しいおじちゃん。
『俺のバスが今から出るんだ。カンガラ行きなんだけど
カンガラからまたバス乗り換えたらダラムシャラー行けるぞ!』
えー、マジですか?カンガラ?ってどこだろう。
なんか強引な感じもするんだけど、なんかこのおじちゃん
悪い人オーラゼロ。善い人オーラプンプンしてるなあ。
よし!行く!乗る!おじちゃん。よろしくね。
このおじちゃん、といっても多分年下なのかな?(笑)
名前はソナタン
ソナタンはローカルバスの車掌さんだったみたいで
もう既にバスはほぼ満席状態な位ローカルインド人でギッシリ。
普段外国人ツーリストをあまり目にする事がなくて珍しいんだろうな。
バスにギッシリのローカルインド人達の眼差しが一斉に集まる。
ソナタンはまず私を一番前の車掌さん席に案内してくれて
その後ろの席に店主を座らせてくれた。優しいねえ。
車内でも沢山ソナタンと話も弾む。
ビールのみたいなあ、の店主の呟きに反応して
わざわざバスを酒屋に横付け。
お客さんほっといて寄り道する、この出鱈目さが好き。
ソナタンと店主が走って酒屋へ向かった瞬間に
バス中の乗客が私の席の周りにブワーッと集まり
『あれはハズバンドか』
『結婚してるのか?』
『あなたは日本人か韓国人か?』
あまりにも急に物凄く沢山の人に囲まれたから
正直一瞬ビビったけど、めちゃくちゃ楽しかった。
三時間ほどのバスの旅。
真っ暗な中カンガラに到着。
ソナタンのバスもすぐに発車のはずが
バスから降りて私達の乗るダラムシャラー行きバスを
わざわざ調べてくれた。
ここに立っていたら10分後にくるからね。
本当に優しいソナタン。
お別れの時間が来てしまって淋しくなってしまったけれど
出逢えた事に感謝です。本当にありがとう。
旅って愉しいね。
でも何10分まってもバスなんてこないんだけどさ。
これがインドの当たり前。
もう夜遅いしどうしよう。
ホテルの看板みえたからはいってみたら
なんだかここはいい予感がしなくてすぐに出た。
もう疲れちゃったからとりあえずタクシー拾って
いくらかかるかわかんないけどダラムシャラまでお願いした。
なんだかもうクタクタ。
わりとすぐに無事到着のダラムシャラ。
ほっとした。
深夜のはずなのにホテルの呼び込みインド人がいっぱい
私達の周りをかこむ。
もうクタクタだからどこでもいいや。。
目の前の、わりと綺麗なホテルを指差すお兄ちゃんに決めて
部屋に入ってバタンキューのダラムシャラ入りでした。
朝起きて、明るい日差しのもと、街を見て安心した。
ヒマラヤの見える綺麗な街 ダラムシャラー
標高も高いから随分と涼しくて過ごしやすそう。

綺麗でお洒落な街だなあ。
お洒落なカフェやセレクトショップが並んでいる。
デリーやバラナシとは随分違う。
何が違うかって、まずインド人の様子が全然違う。
デリーやバラナシで出逢った彼らは
良い人達ではあるけれどグイグイ来過ぎというか。
それが楽しめる時もあれば疲れてる時は面倒臭い事もある。
自由度の高いインドで生まれ育った彼らは
赴くがままに行動するから氣になれば相手の事などお構いなしな所もある。
そこがインドのよい所でもあるのだけれど
文化の全く違う日本で生まれ育った私にしてみたら
ちょっと疲れてしまう部分もある。
ダラムシャラは、なんだか穏やかなインド人ばかりだなあ。
それから街並みは日本でいうと山の温泉街みたいな雰囲気。
昨晩泊まった宿は出て
しばらくゆっくり滞在したい宿探しからはじまる。
ここに決めた。

ここに鳥がたくさん来てくれる。
窓からはヒマラヤが見えて陽当たりがよい。
私が選ぶ部屋の絶対条件は『布団が干せる』。
これは譲れないのだ。

ダライ・ラマ法王は南インドへ行っていたので
私達はお逢いする事が出来なかった。
またインドに来なさいって事だと私は受け取る。
チベタン料理のタントゥク。

インド飯に胃が疲れた日本人には強い見方のチベタン料理。
とにかくあっさりしている。
手打ちうどんのような物だね。
スープは薄味というか、お湯に近いくらいかも。
薄いマトン出汁。
マトンといっても羊ではなく山羊。

でもね、なんだかこのタントゥク
食べても食べてもへらない魔法のどんぶりじゃないかしら。
増えてる?
なぜかお腹がすかないのよ。
すいたかな?と思っても、目の前に食べ物がくると
食べれない。
人生食いしん坊の私達にとっては
何だか悔しいのだよね。
ダラムシャラ滞在は、ほんの数日で終わった。
もう少しゆっくり過ごす予定でいたけど
思っていたより都会化していたダラムシャラ。
開発が凄いスピードで進んでるんじゃないかなあ。
普段の生活でも都会から離れた所を好むようになった私達。
もっと自然に触れたい2人はダラムシャラの更に上
山道を上がっていくバグス村に移動する。
ダラムシャラの街から歩いて20分くらいかな。
沢山のショベルカーが工事している粉塵まみれの山道。
数年後にはもっと都会化してるんだろうなあ。
バグス村は来てみたら小さな小さな都会。
うーん、もすこし自然のなかに還りたい。
更に上にはアッパーバグスという集落があるらしい。
私らはそっちだろう。
40代には結構しんどかったけど山道。

良い宿もすぐ見つかったし、ここでしばらくのんびりしよう。

屋上は最高の眺めで、宿にヨガーの先生が滞在中は
毎朝ここでヨガ教室してた。
ダラムシャラは、お洒落さんの街
バグス村は、お洒落なヨガ好きツーリストの街
アッパーバグスは自然を愛する静かな空間が好きな人が集まってた。
そんな印象かなー。
部屋も気持ちよくて凄く氣にいっちゃった。

でも朝晩冷えた。
ドンキーという、ロバと馬の愛の子がこの村では荷物の運搬を担う。
毎日、細い山道を数匹のドンキーが連なって
背中にはびっくりするくらいの大荷物。
そんな光景が美しかった。

ある日の朝、いつものように屋上で朝日を浴びてウトウトしていたら
バケツをさげた兄ちゃんがやってきた。
ここには色んな物売りが来る。アチャールとか食材とか。
このお兄ちゃんは採れたての蜂蜜。
味見だよーと、蜂の巣のでっかい塊を食べさせてもらう。
たまらない美味しさ。
もちろん買いました。今もうちの台所で光ってます。
ある日、物凄い大嵐で雷の日があった。
宿にいたみんなでテラスに出て嵐の様子を見物した。
標高が高い、山の天辺に近い所からみる雷、嵐は
みんなを大興奮させる。
私は居てもたってもいられなくて、1人屋上に走った。
神々しい
手を伸ばせば触れそうな位近く感じる、見たことも無いような雨雲。
雷、というか光というか、何かわからない物凄い、圧倒的なものがいて
頭上を行ったりきたりしている気配を 確かに感じる
神々しいとは、これの事か
いつの間にか自然と、両の腕を天へ向けて伸ばしている自分
手を伸ばすと雷が落ちて来やしないかと恐怖感もあるのだけど
おろせない。
身体全然が天に向かって伸びていく感覚。
氣がついたら涙が溢れとまらない自分がいた。
氣持ちが良すぎたあの一時を私は一生忘れないであろう。
1949年から中国に侵略されてしまい、大量殺戮されているチベット人達。
1959年にはチベットの法王ダライ・ラマ14世がインドのダラムシャラー
という小さな村に亡命。その後沢山のチベット人達を受け入れて
いるインドは素晴らしい国だと思っていました。
そのダラムシャラーに行ってみたい という思いが叶う日がとうとうやっくる。
本当にうれしい。
ダライ・ラマ法王にお逢いできたら嬉しい。
運が良ければ法王の法話が聞ける機会があるかもしれない。
外国人ツーリストもパスポートを見せて受付すれば法話に参加が出来るとの事。
マンチ店主の体調も、随分回復してきた事だし
そろそろ移動するとしようか。
ダラムシャラーへ行くには、まずは列車の旅。
バラナシからパタンコートという街まで行く。そこからはバス。
この列車のチケットを取ろうとしたタイミングが悪かったのか
どの列車も既に満席。ちょうどインドも暑くなり始めてきた時期。
ダラムシャラは標高も高いのでインド人やツーリスト達の
避暑地としても人気の街なのだ。
もうかなりバラナシの気温も上がり始めて、私達もしんどくなってきた。
早く涼しいダラムシャラーへ移動したい。
最短で2日後のチケットがやっと取れた。
すごーくお世話になったし一緒に居て楽しかったみつるちゃんとお別れ。
本当にみつるちゃんがいてくれて、私達どれだけ助かったか。。
本当にありがとうね。感謝してるよー。
いざダラムシャラーへ!
で、この列車がなんだか10時間以上遅れる。
もう馴れたけどね。インドは何をしようとしても
予定通りに物事は進まない。
もう受け入れるしかない。
まずは駅のホームで5時間ほど待ちぼうけ。
ホームには私達以外はオールインド人。だから目立つのか
気づけば好奇心旺盛なインド人に囲まれ質問責め。(笑)
ある大家族には、この末の子を日本に一緒に連れて行ってくれないかと。
(結構本気モード)
断るのにだいぶ時間かかった。
インド人によく聞かれる質問
その1 結婚してるのか
その2 仕事は何か
その3 飛行機代は幾らかかったか
この3つは何度聞かれたかわからない。
これが面倒臭いという意見は多いけれど
私は またきたね! ぷぷ と吹き出す位に楽しく受け入れられた。
いろんなインド人達との交流ありで愉しい時間も過ごしたが
やっぱりホームで五時間しんどいね。
食べる物だってないし。
(駅によってはプーリーとかチャイを売りに
来てくれるけど、ここには来なかった。)
でも、この交流が本当に大事だった、と後々気付く。
インドの列車状況って本当に解りづらい。
日本のように、どの列車がどれだけ遅れてどうゆう状況なのか
のインフォメーションがほとんど無い。
あってもヒンディー語だし気をつけていてもわからんよ。
だから、マンチ店主の隣に座って自分の仕事の話や
親が決める結婚についての話や、ビリヤニがどうとか、
私が読んでいた小説の内容を聞かせろ、とか
そんな話を小一時間ほどしていった
駅の清掃員の兄ちゃんがわざわざ戻ってきて
『ヒロの乗りたいパタンコート行きの列車は到着ホームが
変更になったから、隣の14番ホームに移動だよ。』
なんて教えてくれたりする。

そんなこんなでやっと乗り込んだ列車。
お腹はグーグーだし。眠いし。
長時間待っていたホームは超暑かったからエアコン付きの
チケットとっておいて良かった。涼しい。
列車移動が15時間程の予定だったけど結局20時間以上かかり
パタンコート到着予定は朝の8時だったのが夕方の18時到着。
この到着も、凄くわかりにくい。
停車駅についても車内放送などはまず無し。
窓から駅ホームの看板とか見てもヒンディーしか見えない。
(たまに英語標記も見えるから、それを見逃さないようにする。)
今現在の運行がどれだけ遅れてるのかも全くわからん。
でも列車に乗ってからも周りのインド人達が
本当に親切に教えてくれる。
後から知ったのは、インターネットの鉄道サイトがあり
運行状態がライブでわかるらしい。インド人は携帯で常時チェックしてるんだね。
次のインド行きはこのサイトを活用するとしよう。
パタンコートに着いた時も、私達は気づかなくてぼんやりしてたら
『パタンコートついたよ!』
とお喋りした記憶の無いインド人達が教えてくれた。
なんで私達がパタンコートに行く事知ってるのよ?!
と笑っちゃったけど、多分ジャパニの会話に聞き耳たてていたんだね。
ありがとう。助かります。
パタンコートのホームに着いて、
『さて、どうするか。。。。』
ここから目的地ダラムシャラーまではバスで約3時間。
本当は朝の8時にこの駅に着いていたはずなんだけど
もう夕方だし、そもそもバスはまだあるのか?
そんな事を話していたら少し離れた所に、にっこり笑顔君を発見。
彼に相談してみよう。この彼がこのインド旅での一番イケメン君。
ダラムシャラー行きたいんだけどもう夕方だし、
今日はこのパタンコートに泊まって明日の朝バスで移動したほうが
いいのかなーとか思ってるんだけどさ。
安くて良い宿この辺にある?
いやー、パタンコートはノーグット。泊まるには善い町ではないから
早く移動したほうがグッドだよ。
バスはまだあるから大丈夫。バススタンドまでは
歩きは遠いからリクシャーで行くんだよ。
実は私達2人とも英語が全然苦手なんだけど、
身振り手振りとカタコト単語でこのやりとり。
意外と通じ逢えちゃうね。。。。面白い。
バススタンドまでのリクシャー価格まで教えてくれた。
これを知ってると交渉しやすいから助かるのよねー。
優しい彼らとさよならして、リクシャーでバススタンドに向かう。
凄いスピードで走るリクシャーからみたパタンコート
今まで滞在してたデリーやバラナシは都会だったから
初めて肌で感じるローカルインドがたまらんね。
写真撮ればよかった。。。。
バススタンドに着いたら、カウンターで聞いてみる。
ダラムシャラー行きのバス、ある?
あるけど夜の9時30分だからあと3時間半ね。
がびーん
また待つのか。
しかもこんな所で。
(駅のホームだとベンチがあったり売店あったり明るいし。
ここは何もなく既に暗くなりかけ。多分もうすぐ真っ暗)
でも仕方ない。
ここインドだし。
こうゆうのはもう、受け入れるしかない。
そんな私達2人に声かけてくる怪しいおじちゃん。
『俺のバスが今から出るんだ。カンガラ行きなんだけど
カンガラからまたバス乗り換えたらダラムシャラー行けるぞ!』
えー、マジですか?カンガラ?ってどこだろう。
なんか強引な感じもするんだけど、なんかこのおじちゃん
悪い人オーラゼロ。善い人オーラプンプンしてるなあ。
よし!行く!乗る!おじちゃん。よろしくね。
このおじちゃん、といっても多分年下なのかな?(笑)
名前はソナタン
ソナタンはローカルバスの車掌さんだったみたいで
もう既にバスはほぼ満席状態な位ローカルインド人でギッシリ。
普段外国人ツーリストをあまり目にする事がなくて珍しいんだろうな。
バスにギッシリのローカルインド人達の眼差しが一斉に集まる。
ソナタンはまず私を一番前の車掌さん席に案内してくれて
その後ろの席に店主を座らせてくれた。優しいねえ。
車内でも沢山ソナタンと話も弾む。
ビールのみたいなあ、の店主の呟きに反応して
わざわざバスを酒屋に横付け。
お客さんほっといて寄り道する、この出鱈目さが好き。
ソナタンと店主が走って酒屋へ向かった瞬間に
バス中の乗客が私の席の周りにブワーッと集まり
『あれはハズバンドか』
『結婚してるのか?』
『あなたは日本人か韓国人か?』
あまりにも急に物凄く沢山の人に囲まれたから
正直一瞬ビビったけど、めちゃくちゃ楽しかった。
三時間ほどのバスの旅。
真っ暗な中カンガラに到着。
ソナタンのバスもすぐに発車のはずが
バスから降りて私達の乗るダラムシャラー行きバスを
わざわざ調べてくれた。
ここに立っていたら10分後にくるからね。
本当に優しいソナタン。
お別れの時間が来てしまって淋しくなってしまったけれど
出逢えた事に感謝です。本当にありがとう。
旅って愉しいね。
でも何10分まってもバスなんてこないんだけどさ。
これがインドの当たり前。
もう夜遅いしどうしよう。
ホテルの看板みえたからはいってみたら
なんだかここはいい予感がしなくてすぐに出た。
もう疲れちゃったからとりあえずタクシー拾って
いくらかかるかわかんないけどダラムシャラまでお願いした。
なんだかもうクタクタ。
わりとすぐに無事到着のダラムシャラ。
ほっとした。
深夜のはずなのにホテルの呼び込みインド人がいっぱい
私達の周りをかこむ。
もうクタクタだからどこでもいいや。。
目の前の、わりと綺麗なホテルを指差すお兄ちゃんに決めて
部屋に入ってバタンキューのダラムシャラ入りでした。
朝起きて、明るい日差しのもと、街を見て安心した。
ヒマラヤの見える綺麗な街 ダラムシャラー
標高も高いから随分と涼しくて過ごしやすそう。

綺麗でお洒落な街だなあ。
お洒落なカフェやセレクトショップが並んでいる。
デリーやバラナシとは随分違う。
何が違うかって、まずインド人の様子が全然違う。
デリーやバラナシで出逢った彼らは
良い人達ではあるけれどグイグイ来過ぎというか。
それが楽しめる時もあれば疲れてる時は面倒臭い事もある。
自由度の高いインドで生まれ育った彼らは
赴くがままに行動するから氣になれば相手の事などお構いなしな所もある。
そこがインドのよい所でもあるのだけれど
文化の全く違う日本で生まれ育った私にしてみたら
ちょっと疲れてしまう部分もある。
ダラムシャラは、なんだか穏やかなインド人ばかりだなあ。
それから街並みは日本でいうと山の温泉街みたいな雰囲気。
昨晩泊まった宿は出て
しばらくゆっくり滞在したい宿探しからはじまる。
ここに決めた。

ここに鳥がたくさん来てくれる。
窓からはヒマラヤが見えて陽当たりがよい。
私が選ぶ部屋の絶対条件は『布団が干せる』。
これは譲れないのだ。

ダライ・ラマ法王は南インドへ行っていたので
私達はお逢いする事が出来なかった。
またインドに来なさいって事だと私は受け取る。
チベタン料理のタントゥク。

インド飯に胃が疲れた日本人には強い見方のチベタン料理。
とにかくあっさりしている。
手打ちうどんのような物だね。
スープは薄味というか、お湯に近いくらいかも。
薄いマトン出汁。
マトンといっても羊ではなく山羊。

でもね、なんだかこのタントゥク
食べても食べてもへらない魔法のどんぶりじゃないかしら。
増えてる?
なぜかお腹がすかないのよ。
すいたかな?と思っても、目の前に食べ物がくると
食べれない。
人生食いしん坊の私達にとっては
何だか悔しいのだよね。
ダラムシャラ滞在は、ほんの数日で終わった。
もう少しゆっくり過ごす予定でいたけど
思っていたより都会化していたダラムシャラ。
開発が凄いスピードで進んでるんじゃないかなあ。
普段の生活でも都会から離れた所を好むようになった私達。
もっと自然に触れたい2人はダラムシャラの更に上
山道を上がっていくバグス村に移動する。
ダラムシャラの街から歩いて20分くらいかな。
沢山のショベルカーが工事している粉塵まみれの山道。
数年後にはもっと都会化してるんだろうなあ。
バグス村は来てみたら小さな小さな都会。
うーん、もすこし自然のなかに還りたい。
更に上にはアッパーバグスという集落があるらしい。
私らはそっちだろう。
40代には結構しんどかったけど山道。

良い宿もすぐ見つかったし、ここでしばらくのんびりしよう。

屋上は最高の眺めで、宿にヨガーの先生が滞在中は
毎朝ここでヨガ教室してた。
ダラムシャラは、お洒落さんの街
バグス村は、お洒落なヨガ好きツーリストの街
アッパーバグスは自然を愛する静かな空間が好きな人が集まってた。
そんな印象かなー。
部屋も気持ちよくて凄く氣にいっちゃった。

でも朝晩冷えた。
ドンキーという、ロバと馬の愛の子がこの村では荷物の運搬を担う。
毎日、細い山道を数匹のドンキーが連なって
背中にはびっくりするくらいの大荷物。
そんな光景が美しかった。

ある日の朝、いつものように屋上で朝日を浴びてウトウトしていたら
バケツをさげた兄ちゃんがやってきた。
ここには色んな物売りが来る。アチャールとか食材とか。
このお兄ちゃんは採れたての蜂蜜。
味見だよーと、蜂の巣のでっかい塊を食べさせてもらう。
たまらない美味しさ。
もちろん買いました。今もうちの台所で光ってます。
ある日、物凄い大嵐で雷の日があった。
宿にいたみんなでテラスに出て嵐の様子を見物した。
標高が高い、山の天辺に近い所からみる雷、嵐は
みんなを大興奮させる。
私は居てもたってもいられなくて、1人屋上に走った。
神々しい
手を伸ばせば触れそうな位近く感じる、見たことも無いような雨雲。
雷、というか光というか、何かわからない物凄い、圧倒的なものがいて
頭上を行ったりきたりしている気配を 確かに感じる
神々しいとは、これの事か
いつの間にか自然と、両の腕を天へ向けて伸ばしている自分
手を伸ばすと雷が落ちて来やしないかと恐怖感もあるのだけど
おろせない。
身体全然が天に向かって伸びていく感覚。
氣がついたら涙が溢れとまらない自分がいた。
氣持ちが良すぎたあの一時を私は一生忘れないであろう。
- ご来店されるお客様へ(駐車場とご予約のご案内)
- お店の場所
- 今月の営業日
- MENU
- マンチズのピザ
- ピザ生地で焼く『マンチパン』
- マンチズの器 牛窓の備前焼
- マンチズの野菜 牛窓の自然栽培農園
- お子様同伴のご来店に関して
- ピザ屋のブログ
- マンチズの窯
- 牛窓の2人の画家
プロフィール

- MUNCH'S Pizzeria
- 岡山県瀬戸内市の牛窓という小さな町に2017年ひっそりとオープンした自家製酵母の石窯ピザ屋です。
海も緑も楽しめる自然豊かな牛窓で、日々の小さな幸せを喜びながら、のんびりと穏やかに暮らしています。
お店をオープンする前の数年間は黄色いベンツトランスポーターに小さな石窯を積み、移動販売を営んでおりました。 - マンチズのピザ
- マンチとはムシャムシャ食べるという意味です。
身体は何から出来てるの?
この単純なハテナを真剣に考えた数年前。
私達が出した答は『食べもの』でした。
それがマンチズのスタートラインです。
オーガニックレーズンで自家製天然酵母をおこしています。国産小麦のピザ(現在は北海道産)。野菜は旬の物、なるべく自然栽培のオーガニック地場もの。加工品(ベーコン:パンチェッタ:スモーク肉や魚:オイルサーディン等)は自家製。チーズは全て生乳と塩のみ添加物不使用の物を使っています。塩は天日海塩、卵は平飼有精卵orこだわり飼料卵、砂糖は粗糖orきび砂糖。地元の旬の食材を生かしたピッツァ作りを楽しんでいます。
- 食を愉しもう。
- 食べることも作ることも楽しみ愉しむ。
そんな思いを大切に暮らしています。
人生のなかで『食』は大切な時間だと思っています。
美味しいものを食べると単純に幸せを感じます。
そんな『幸せの食卓』がつくりたくてピザを焼いてます。
食材に拘ることも大切ですが、作ることや食べることを喜び楽しみたいと思っています。
食材も器も、作り手さんが愛を込めて作ってくれたもの。
そんなものが溢れる食卓を作り囲みたいです。
- 環境について考える
- 私たちマンチズは環境のことを考えなるべく自然に寄り添った生き方をしたいと思っています。
排水はなるべく汚したくない、ゴミはなるべく出さない、必要最低限の洗剤しか使わない。そんな思いで生活しています。お店は私達の暮らしの一部です。だから普通のお店とはちょっと違う所があるかもしれませんのでご了承下さい。『使い捨て』という文化をなるべく避けた暮らしをしておりますのでマンチズには使い捨ておてふきはありません。ご面倒でもお手洗いのご利用お願い致します。
また、珈琲ミルクやガムシロップ等も個装された物は使いませんのでご了承ください。
- たまに『売り切れ』もあります
- 日本の食品ロスは現在世界で上位です。マンチズは愛込めて作って頂いた食材を大切に扱いたいと思っています。その為仕込み量はあまり増やさないようにしているので、『売り切れ』になる事もございます。ご了承下さいませ。